突撃インタビュー記事、第13回目は、EVOT事務局 事業統括マネージャーの株式会社パソナ 安川 徹さんと、事業統括サブマネージャーの松岡 由佳子さんです。
株式会社パソナ パソナ・姫路
安川 徹さん
― 共同体がどんどん１つになっていった ―
私は事業統括マネージャーとして、現場の運営管理や大阪府担当者様や大阪タクシー協会様、共同体などとの調整役をさせていただきました。
この事業の前はパソナ・姫路で営業をしておりました。人材派遣の新規開拓や派遣スタッフの方のフォローなどをしていました。それが昨年12月初旬に突然、12月15日からこの事業を担当するようにとの連絡があり、非常に驚きました。元々EVに詳しいわけでもなかったですし、こういった受託事業を担当させていただくのは初めてでしたので、当初はピンと来なかったです。いったい何をどうすればいいのか分からなかったというのが正直なところでした。それが日に日にやることが進み、変化し、EVOT共同体がどんどんまとまり、１つになっていったのは感動的でした。
大阪府ご担当様をはじめ、関係各位、共同体各社の皆様、事務局スタッフの皆様には本当に感謝しています。これだけ人に恵まれた事業はこれまでなかったです。これだけ大きな事業では、いくらマニュアルを作ったり、細部に渡って検討を重ねても、クレームやトラブルはあるものだと、大阪府の方もおっしゃっていたので覚悟していましたが、結果、驚くことに、一切クレームはありませんでした。現場で小さなトラブルなどがあったとしても現場内で処理、完結できる能力がある、スキルの高い皆さまで、教えるとかそういうことをする必要もなく、安心して仕事ができました。
大阪府ご担当様や、大阪タクシー協会様、各タクシー事業者様、共同体各社の皆様からは多くのことを学ばせていただきました。他の業界の方は物事の見方が違います。こういう見方、考え方もあるのだと本当に勉強になりました。
手前味噌ですが、パソナ・大阪の南第１チームの皆様がこれだけスキルの高い人たちばかりを選考して下さったことも本当に感謝です。
4月から私はまた大阪府からの受託事業の大阪ベイエリア・堺次世代エネルギーパーク普及啓発事業の事業統括マネージャーをさせていただきます。同じ新エネルギー産業の事業ですので、今回のことを生かしていきたいと考えています。
EVタクシーには本当に思い入れがすごく強くあります。私が言うのもおかしいかもしれませんが、頑張ってほしい。継続して普及していってほしいと強く願っています。
株式会社パソナ パソナ・大阪
松岡 由佳子さん
― EVOT事務局スタッフの労務管理を担当 ―
私はこの事業の事業統括サブリーダーとして、主にEVOT事務局スタッフの労務管理をさせていただきました。
昨年4月までは子供の育児休暇をいただいていて、12月まではパソナ・大阪で人選担当をしていました。登録スタッフの方の希望と顧客企業からの要望をマッチングさせる仕事です。
12月からこれまでの約4ヶ月は本当にあっという間でした。まったく０の状態から作り上げてきたのは大変でしたが、とても楽しくお仕事させていただきました。スタッフの皆さんはすごく行動力があって、業務の上でも自発的に色々とご提案いただき、実行していただきました。2月15日から3月9日の無料試乗期間が、この事業のひとつの山場でしたが、日々、活気の溢れた中で皆さんのパワーをひしひしと感じながら過ごしました。
個人的なことでは2月15日の出発式で、橋下 徹 大阪府知事のエスコートやEVタクシーの呼び出し端末のデモンストレーションをさせていただいたことが思い出深いです。家でこっそりセリフを練習していたのですが、本番はやはり緊張してかんでしまいました(笑) 関西ウォーカーの大阪府EVタクシー特集記事に掲載していただいたのも、こういうことはめったにないので良い思い出になりました。
EVタクシーも大変好評でした。今回、アンケート調査をさせていただきましたが、「乗れて良かった」「EVタクシーにまた乗りたい」「もっと普及してほしい」といった声を多数いただきました。私の自宅近くにEVタクシー導入事業者の車庫があるのですが、出退勤の時に車庫の中を「今日はEVタクシーいるかな」と思いながらいつも見ています。また乗る時を楽しみにしています。
協力先や呼び出し場所協力先の中でも、今後、EVタクシー専用乗り場や充電器設置を前向きに考えてくださっている企業様がいくつもあります。EVは化石燃料（ガソリン）を使わない、これからの乗り物です。EVタクシーが大きく広がっていくことを期待しています。私は4月から再び人選担当の職場に戻ります。これからも登録スタッフの皆さんが希望のお仕事に就けるよう、取り組んでいきます。
